西端真矢

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「クロワッサン」誌連載「着物の時間」にて尾上紫さんの着物物語を取材しました 2020/09/20



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取材・撮影時のコロナウイルス感染防止の観点から長らく休載していたマガジンハウス「クロワッサン」誌の連載「着物の時間」。ようやく再開となりました。
嬉しいその第一回目にご登場頂いたのは、日本舞踊家の尾上紫さん。
日本舞踊「尾上流」家元に生まれ、三歳で初舞台。女流舞踊家の旗手として活躍する一方、映画などの映像メディアで、女優としても活動されています。
そんな紫さんが生まれ育ったのは、かつて木挽町と言われた界隈。歌舞伎座にほど近く、料亭が立ち並び、芸者さんや歌舞伎役者が行きかうイキな街は、西の京都とはまた違った着物の趣味、“東京好み”の中心地です。
この地に育ったが故に、紫さんが空気のように水のように自然に身に着けたその東京好みのお話を興味津々に伺った取材。ぜひご高覧頂ければ幸いです!

お帰り、SONY。日の丸デバイスに復帰する。 2020/09/15



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先週、PCと携帯を買い換えた。PCはVAIOのSXシリーズ。携帯はSonyのXperia 10 Ⅱ。6年半振りに“ソニー沼”へ復帰した。

これまでは、PCはNEC、携帯はHUAWEIを使っていた。HUAWEIは中国製の実力を見たいために敢えて選択していたが、大変に使い手が良く優秀なデバイスで、中国の成長と実力をよく知ることが出来た。NECのPCも同様に大変使い良かった。でも、リピートはしない。HUAWEIは中国製そのものだし、NECも日本企業の名は表看板だけで、実態は身売りされたのだからLenovo製。つまり、made in Chinaだからだ。
        *
6月に公布された香港国家安全法は、負の意味でのゲームチェンジャーだと思う。
もちろん、これまでも、中国共産党が何でもやる政党だということは分かっていた。しかし、ここまでなりふり構わないとは、”中国通”の人々もさすがに考えていなかっただろう。

香港国家安全法は、公布前までさかのぼって「“香港の安全”への敵対行動」を犯罪認定し、しかもそれは外国に居住する外国人にも適用される。
近代法の常識からまったく逸脱した、つまりは、共産党が結党以来激しく憎み打倒して来たはずの封建制下の暴君の法律とまったく同等に野蛮な、時代を数世紀を逆戻りするこの恥知らずな悪法により、これからは、ほぼどのようなことでも起こり得ると考えた方が良いだろう。

たとえば今後、尖閣諸島をめぐって日本政府との間に何らかの新たな軋轢が生まれたなら、脅しのために中国駐在の日本社員の過去のSNSでの発言をさかのぼり、犯罪行為として認定し、逮捕する。そして日本政府への人質とするかも知れない。
彼らはそのためなら何だってするかも知れない。
例えばmade in Chinaの携帯やPCのバックドアから入り込んでメッセージアプリを読み取り、そこから香港の安全への敵対発言をピックアップするということもあり得る。それはほんの些細な発言でもいい。たとえば「香港の人かわいそう」「中国共産党最悪」といったような。
また、香港、台湾に友人がいる私のような日本人のメッセージアプリに侵入し、そのやり取りから、香港の友人たちが何らかのでっち上げの罪に問われないとも限らない。まさかそんなことは‥とはもう言えないだろう。香港国家安全法とはそういう法律なのだ。

だから、出来得る限り安全なデバイスに変更するしかない。
残念ながらNECも富士通も東芝のPCも、もう日本製ではない。パナソニックのPCは日本製だけれど、パナソニック本体が中国とずぶずぶ過ぎて不安が残る。トランプ大統領を頭目に共産党と全面戦争に突入したアメリカ製のデバイスも、多くは、工場は中国に置かれている。

結局、SONYが残った。VAIOは国内の安曇野工場で組み立てられ、携帯は中国工場を閉鎖し、タイ製造に移っている。
お帰り、SONY、と私は私の新しいソニー携帯とPCに話しかける。これほどまでに心を込めて電機製品を見つめたことは、私の人生に、ない。