西端真矢

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養老孟司先生×中川恵一先生 生、死、病をめぐる対話を取材しました――「いのちのレッスン」婦人画報12月号にて 2025/11/06



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発売中の『婦人画報』12月号にて、養老孟司先生を取材しました。
210頁より、「いのちのレッスン」と題してお届けしています。
2000年以降のこの国最大のベストセラー『バカの壁』をはじめ、平易な言葉で、生と死、都市と自然、身体と精神などの問題に独自の思想を示し続けて来た養老先生。その先生に、昨年、肺がんが見つかりました。
長年病院嫌いを公言して来た先生は、現在、がんとどのように向き合っているのか。
死を強く意識する状況の中で、人は精神の平衡を保ち続けられるのか。
おそらく木で火を起こし鉱石を石で砕いてナイフを作った石器時代から人類が思考を続けて来た、病、老い、死の問題。
我々誰しもにとって切実なこれらの問題を、愛弟子の中川恵一医師と語り合います。
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上の写真は、取材に当たって私が読み込んだ先生の著書(一部、図書館で借りたものも含まています)。
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そしてこちらの写真は、取材場所だった先生の箱根の山荘にある、馬と鹿が描かれた〝馬鹿の壁〟。
お二人の対談ではありますが、読み物として成立させるために、地の文の部分でかなり強く私の色を出した渾身の一本です。
ぜひご高覧頂けましたら幸いです。

道明? DOMYO? OYMOD! 2025/11/05



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先週の金曜日、帯締めの〝道明〟の新ライン発表レセプションへ伺いました。
洋装向けの〝DOMYO〟ブランドは既に定着していますが、今回は更に新ライン。〝OYMOD〟というその名は、そう、DOMYOの後ろ読み。きものの帯締めをそのまま洋服にベルトとして使おうというコンセプトで、現代ファッションと相性の良いデザインが展開されています。
1枚目写真がその一部なのですが、確かに、デニムにすごく合いそうだと感じました。
2枚目、3枚目写真は実際に洋服に合わせて会場を闊歩されていた、今回のプロジェクトチームの皆様。
「洋服用に長めの寸法で組んでいるのだろうな」と思っていたのですが、きもの用と1ミリたりとも変えてないとのお話に驚きました。つまり、私を含むきもの愛好家が手持ちの帯締めをワンピやジーンズに合わせることも出来るという訳です。
もちろん、洋服に合うデザインと合わないものがあると思いますが、自分の手持ちを振り返ってみると、ああ、あれなどデニムのつなぎに合いそう!というものが確かにあるので、そのうちに試してご披露出来たらと思います。
組紐の可能性を感じる夜でした。
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上の写真は、会場にてのワタクシ。
一点ものバッグブランド〝アトリエ花傳〟オーナーの観世あすかさん(中)、「婦人画報」「美しいキモノ」元編集長で、現在はエディティトリアル・プロデューサーとして独立された富川匡子さん(左)の美しいお二人と♡
そして、あすかさんの黒のワンピースにたすきのように、リボンのように掛けられた組紐にご注目ください!
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こちらはたぶん安田組かと思いますが、正倉院の組紐を道明さんで復刻したもので、今日の新ラインのコンセプトにちなんで「ワンピースに合わせて見ようと思って」とのこと。素晴らし過ぎます。
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しかも中央には大胆にもミキモトのパールのネックレスを縫い留め、アンティークでしょうか、素敵な銀のブローチも。五分ほどで縫い留めて、ささっと巻きつけたとおっしゃっていましたが、凡人に出来ることではありません。まさに美を知り尽くしたあすかさんならでは。
そしてあすかさんのこのお姿にも組紐の新しい可能性を感じた楽しいひと時でした。