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竹細工の盆 2026/06/24
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最近我が家に加わったもの。
京都に工房を構える「竹桐舎ちきりや」さんの竹の盆。
庭の花を切って部屋に運ぶ時。それから、そうやって生けた花が命を終えた後、庭の土へ帰しに行く時。
そんな二つの用途に使おうと思って求めた。
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花を土に戻すことは、とても大切にしている自分のルールだ。
マンション住まいなら、枯れた花をゴミとして扱うことは仕方がないけれど、庭のある家に住んでいる以上は、土に帰す。これは花に対する敬意だと思っている。葉一枚でも、必ずもともと生えていた草木の根元に帰すようにしている。
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ただ、その時に、これまでは新聞紙や商店のチラシなどに包んでいた。まるで美しくなく、見えていないふりをしたりして。
一方で私は〝英国ミステリードラマ鑑賞〟も趣味としているのだけれど、ガーデニングの場面を見るに、どうやらかの国では庭で摘んだ花を部屋へ運ぶためだけに使う、専用の浅型バスケットがあるらしい。素敵だなと憧れていた。
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そんな中、先日三鷹の「かわせみや」さんを覗いてこの竹盆に出逢った。
これならきもので庭に出た時にも添いそう!とひらめき、ふだんあまりその日のうちに即決はしない方なのだけれど、求めることにした。
実際に使ってみると、写真の通り、長さも、幅も、庭から切った花を載せて運ぶのにちょうど良い。もちろん、土に帰しに行く時にも。
そしてとても美しい。
それにしても、花を運ぶためだけに使うには、この盆はあまりに贅沢だ、とも思う。
小さなガラス器を二つ三つ載せてそれぞれに花を生け、花器の一部として使うの良いかも知れない。或いは友人が遊びに来た時など、冷菓を入れたガラス器を載せて運んでもいい。
ともかく、少し背伸びして手に入れたこの盆は、これからより深く庭に関わっていくという、一種の決意表明なのである。