西端真矢

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クロワッサン『着物の時間』、ビストロ料理店マダム・櫻井尚子さんの着物物語を取材しました。 2021/09/30



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マガジンハウス『クロワッサン』での連載「着物の時間」。今月は、東京・青山のバスク料理店「ローブリュー」のマダム、櫻井尚子さんを取材しました。
フランスとスペインの両国にまたがり、どちらの国でもない、自分たちはバスク人だ!という意識を強く持つバスク地方の人々。櫻井さんのご夫君であるシェフ・櫻井信一郎さんは、そのバスクの料理に魅せられて現地で修行。帰国後に開店した「ローブリュー」は、東京でバスクそのままの味を堪能出来るビストロとして、多くの人に愛されて来ました。
尚子さんは、そんな信一郎さんの修行に同行してバスク地方に住まい、ご自身も大のバスク好きに。同時に、日本人としてのアイデンティも大切にしたいと、しばしば着物で店に立ちます。着こなしのあちこちに、バスクにちなんだ模様や色が散りばめられた、バスク―日本融合の着物スタイルをぜひご高覧ください。
         *
今号の「クロワッサン」は日本カルチャー特集。松本白鸚夫妻や尾上右近さん、中村隼人さんもご登場の歌舞伎がどーんと17ページ!をはじめ、絵画や文学、ポップミュージック、古き良き手仕事など、様々な和の楽しみを提案しています。ぜひ書店で、ウェブでご購入ください。

「婦人画報デジタル」連載「四季の間の折節 千宗屋のしつらえ12か月」九月の回が更新されました 2021/09/21



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「婦人画報デジタル」で連載中の「四季の間の折節――千宗屋のしつらえ12か月」、九月長月の回が更新されました。武者小路千家家元後嗣 千宗屋さんのお話を私がまとめています。

今日は中秋の名月。
日本全国お天気に恵まれ、満月を楽しむことが出来るようです。
「四季の間」のお床にも、月を描いたお軸。木の間越しに見る浜辺の月を描いた、詩情あふれる一本です。そして、千さんは、画題に重ねられた古今和歌集と源氏物語、二つの平安文学のダブルイメージを読み解いていきます。
脇床を眺めれば、お軸の世界がこちらへと広がり出たように、釣舟型の花入れ。酔芙蓉がまるで月明かりに漕ぎ出す平安貴族のようで‥‥
満月とともに床の間に広がるもう一つの月の物語をお楽しみください。
https://www.fujingaho.jp/lifestyle/tea-flower/a37617791/sen-sooku-shikinoma-siturae-210918/

猫と知恵くらべ 2021/09/08



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我が家の十三歳のおじいちゃん猫、チャミ。最近しっぽのつけ根とその周りの毛が抜けて部分ハゲになってしまい、私はとても心を痛めています。                                                                                                                                                                   
病院で診て頂いたところ、ノミやダニはいないとのこと。血液検査の結果もいたって健康で、おそらくストレス性の脱毛ではないか、と。

ストレスって一体??
原因として考えられるのは、母の認知症がやや進んで、一日に何回か叫ぶようになったこと。それよりももっと可能性が高いのは、太り過ぎてしっぽのあたりまで首が回らなくなってしまい、毛づくろいが出来ないこと。たぶんこちらではないかなと思っています。

ただ毛づくろいが出来ないだけなら、ハゲはハゲのまま放置されるのみでまだ良いのですが、困るのは、明け方、私の足の間に入って寝る時、
「お姉ちゃん(=私のこと)の足を支えの突っ張り台にすると、何とかしっぽの辺りまで首を回すことが出来るニャ!」
と気づいてしまったこと。
嬉しくて狂ったようになめなめを繰り返したため、肌がかきこわし状態になってしまいました(悲)。子どもの頃、大好きで何度も何度も読んだ「因幡の白うさぎ」のようなただれ具合は悲惨そのもので、再び病院のお世話になることに‥‥

写真は、その病院の診療台で、観念して先生が来るのを待っているところです。
素のままキャリーバッグに入れようとすると阿鼻叫喚に暴れ、また、入り口で足を踏ん張ってしまって到底無理なので、洗濯ネットに入れて連れて行きます。そのため、網にかかったような状態になっています。
そして、一日2錠、5ミリくらいのとても小さな薬を飲むことになったのですが‥‥
チャミは、薬は飲みません。過去に何回か飲ませた時は、ぽーんと吐き出すか、どうしてそうなるのか分かりませんが、泡にしてぶくぶくと吐き出します。これまた阿鼻叫喚です。

先生のアドバイスは、「チュール食べませんか?あれにこっそり混ぜてください」とのこと。チャミは何故かチュールは食べず、モンプチの会社がパクリで作った「ナチュラルキス」という偽チュールが大好きなので、それに混ぜることに。
ところが‥!
一日目は騙されて食べてくれたものの、二日目の昨日、お皿に、薬を残してナチュキスだけをぺろりと平らげた跡が‥‥(2枚目写真)
「お姉ちゃんは悲しいよ」と10分くらいお説教をしていたら、認知症の母が認知症のくせにこのおかしみが分かるらしく、大笑いしていました。

しかし、何としてでも薬は飲ませなければいけません。私も考えました。チャミが最も好きなご飯と言えば、にぼし。そこでにぼしを二本、お腹の部分からこっそり割いて、薬を仕込んでみたのです。見事に騙されて食べていました。
やれやれ。素直に服用してくれればこんな知恵くらべはしなくて済むのですが‥‥
今夜もまた仕込む予定ですが、どうなることか。でも、こんな風に一筋縄ではいかないところが、猫と暮らす醍醐味でしょうか。

猫と知恵くらべ 2021/09/08



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我が家の十三歳のおじいちゃん猫、チャミ。最近しっぽのつけ根とその周りの毛が抜けて部分ハゲ状態になってしまい、私はとても心を痛めています。                                                                                                                                                                   
病院で診て頂いたところ、ノミやダニはいないとのこと。血液検査の結果もいたって健康で、おそらくストレス性の脱毛ではないか、と。

ストレスって一体?? 原因として考えられるのは、母の認知症がやや進んで、一日に何回か叫ぶようになったこと。それよりももっと可能性が高いのは、太り過ぎてしっぽのあたりまで首が回らなくなってしまい、毛づくろいが出来ないこと。たぶんこちらではないかなと思っています。

ただ毛づくろいが出来ないだけなら、ハゲはハゲのまま放置されるだけでまだ良いのですが、困ったのは、明け方、私の足の間に入って寝る時、
「お姉ちゃん(=私のこと)の足を支えの突っ張り台にすると、何とかしっぽの辺りまで首を回すことが出来るニャ!」
と気づいてしまったこと。
嬉しくて狂ったようになめなめを繰り返したため、肌がかきこわし状態になってしまいました(悲)。子どもの頃、大好きで繰り返し繰り返し読んだ「因幡の白うさぎ」のようなただれ具合は悲惨そのもので、再び病院のお世話になることに‥‥

写真は、その病院の診療台で、観念して先生がやって来るのを待っているところです。
素のままキャリーバッグに入れようとすると阿鼻叫喚に暴れ、また、入り口で足を踏ん張ってしまって到底無理なので、洗濯ネットに入れて連れていくため、網にかかったような状態になっています。
そして、一日2錠、5ミリくらいのとても小さな薬を飲むことになったのですが‥‥
チャミは、薬は飲みません。過去に何回か飲ませた時は、ぽーんと吐き出すか、どうしてそうなるのか分からないのですが、泡にしてぶくぶくと吐き出します。これまた阿鼻叫喚です。

先生のアドバイスは、「チュール食べませんか?あれにこっそり混ぜてください」とのこと。チャミは何故かチュールは食べず、モンプチの会社がチュールのパクリで作った「ナチュラルキス」という偽チュールが大好きなので、それに混ぜることに。
ところが‥!
一日目は騙されて食べてくれたものの、二日目の昨日、お皿に、薬を残してナチュキスだけをぺろりと平らげた跡が‥‥(二枚目写真)
「お姉ちゃんは悲しいよ」と10分くらいお説教をしていたら、認知症の母が認知症のくせにこのおかしみが分かるらしく、大笑いしていました。

しかし、何としてでも薬は飲ませなければいけません。私も考えました。チャミが最も好きなご飯と言えば、にぼし。そこでにぼしを二本、お腹の部分からこっそり割いて、薬を仕込んでみたのです。見事に騙されて食べていました。
やれやれ。素直に服用してくれればこんな知恵くらべはしなくて済むのですが‥‥
今夜もまた仕込む予定ですが、どうなることか。こんな風に一筋縄ではいかないところが、猫と暮らす醍醐味でしょうか。