西端真矢

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「婦人画報デジタル」連載「四季の間の折節――千宗屋のしつらえ12か月」師走の回が更新されました 2021/12/29



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「婦人画報デジタル」での連載「四季の間の折節――千宗屋のしつらえ12か月」、師走の回がアップデートされています。武者小路千家家元後嗣 千宗屋さんのお話を私がまとめています。
        *
月日は矢のように流れ、今年ももう暮れようとしています。
今月、千さんがしつらえる京都二条油小路の広間には、三百年前の暮れ、同じ京都で交わされた一通の書状を仕立てたお軸が床の間にかかります。その書状の主は、尾形光琳!
千さんの曾祖父に当たる武者小路千家十二代愈好斎の手になる大変面白い竹花入とともに、歳末の情緒をたたえたしつらえです。
また、千さんのお話には、“お軸を見る”ことにまつわる意外なエピソードも。なかなか面白い回かと思います。どうぞ皆様ご高覧ください。(下記URLより)
なお、当連載は、今月より「婦人画報デジタル」会員登録者様への限定公開となります。登録料は無料ですので、ぜひご登録もよろしくお願い致します!
https://www.fujingaho.jp/lifestyle/tea-flower/a38613364/sen-sooku-shikinoma-siturae-211230/

クロワッサン「着物の時間」にて、菊地コレクション継承者でカフェオーナーの菊地江麗さんを取材しました。 2021/12/29



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マガジンハウス「クロワッサン」誌での連載「着物の時間」、今年最後の回の今月は、インド更紗をはじめ、貴重な染織コレクションで名高い「菊地信子コレクション」の継承者で、鎌倉でeredge☆cafeを経営する菊地江麗さんを取材しました。
上の写真で分かる通り、江麗さんの着物の着こなしは、洋服と折衷した大変自由なもの。私自身はこのようなスタイルを着ることはありませんが、個人的な好き嫌いとこのスタイルが存在していることとは別のことです。「着物の時間」は、現在人々が着る様々な着物スタイルをそのままお伝えすることを目指しており、取材をさせて頂きました。このような考え方、世に跋扈する着物警察な方々にもいいかげん体得して頂きたいものです。
コレクター垂涎の更紗布を仕立てた着物など、ぜひじっくりとご覧ください。
https://www.fujingaho.jp/lifestyle/tea-flower/a38613364/sen-sooku-shikinoma-siturae-211230/

「婦人画報」1月号にて、遠州流お家元ご一家のお正月を取材しました。 2021/12/13



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師走に入り、少しずつ大掃除を始めたり、お正月料理の注文をされている方も多いのではないかと思います。
発売中の「婦人画報」1月新年号は、「令和四年、おせちに集う」と題し、恒例のおせち大特集。その中で、私は、遠州流の小堀宗実お家元ご一家が迎えるお正月の様子を8ページにわたり取材しました。
おせちはもちろん、新年にご家族で服されるお茶の様子も、お道具組までたっぷりご紹介。床には、流祖小堀遠州筆のお軸がかかります!茶家ならではのしきたりや、新年に臨むお家元の力強いメッセージも取材いたしました。ぜひご高覧ください。

クロワッサン誌「着物の時間」にて、染色研究家 吉田雪乃さんの着物物語を取材しました 2021/12/01



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マガジンハウス「クロワッサン」での連載「着物の時間」、今月は、染色研究家の吉田雪乃さんを取材しました。
雪乃さんとは個人的な知り合いで、その活動、もっと正確に言うと“人間”に注目していた人でした。
彼女の仕事は、公式には、“和装に特化したパーソナルカラー診断の協会の設立者であり、代表者”。多くの和のパーソナルカラー診断士を育て、着物選びに立ち止まってしまった女性たちに助言を与えて来ました。
でも、思うのです。この業界、一念発起して、自分のお店を持つ人は時々いらっしゃいます。着付け教室を開く方なら、わりと多い。だけど、和のパーソナルカラー診断の協会を立ち上げて?弟子を育て?それで食べて行く??
10年前、誰もやっていなかった、いかにも失敗しそうな事業を始めて大きな成功を収めている人。この人は何故そんなことが出来たのだろう?ブログを読むと、染織について専門的な知識をお持ちだということが分かるけれど、どこで身につけたのか? そしてその染織についての意見、また、日本文化についての意見に、非常な独自性がある。何かとっても変わった人のような気がする‥‥

着物やお茶に関する場で折々顔を合わせて、いつともなく知り合いとなり、会えばにこにこと言葉を交わしながら、常に、この人何者なのだろう?と気になっておました。そこで今回取材を申し込み、これまでの歩みと、そして着物とのかかわりについて伺ったというわけなのです。
仕事にはいつも一生懸命取り組みますが、今回は特に、限られた字数の中にも物語性を持たせながら書いています。ぜひご高覧ください。