西端真矢

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とても佳き一日 2017/08/30



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ここのところまた忙しく過ごしていたのだけれど、今日は朝、この夏後半に頑張っていた広告のお仕事を校了して、ほっと一息。そこへすぐさま大好きな編集者さんからメールが入り、これから秋に向けてのお仕事の依頼。幸福である。
お昼からは近所の三鷹のフレンチレストラン「Virbius」に出かけて舌鼓を打った。
ご一緒したのは、かつて広告代理店2社に勤務していた時代の1社、電通の同僚。結婚した彼女が偶然にも三鷹に引っ越して来てくれたおかげで、こうして気軽に会えるのが嬉しい。

日本一のメガ広告代理店、電通。
このところ何かと非難を受けることも多いかの古巣ではあるけれど、私には楽しい思い出ばかり。何故そんなに楽しかったのかと思い返せば、クリエーティブ局で、周りに面白い人(変な人とも言う)がうじゃうじゃとひしめいていたから。「電通 鬼十則」に代表される仕事に対する厳しいプロ意識も、今、自分が仕事をして行く上での根本となっていると思う。もちろん人に押しつけようとは思わないけれど、viva「鬼十則」。私は「鬼十則人間」です。

さて、ランチの間はそんな電通時代の思い出話から、昨今の広告業界の噂もあれこれと。業界を離れて10年経つので、浦島太郎の玉手箱状態。何を聞いても興味大津々で。
もちろん現在のお互いの暮らしの話や、いいなと思うアーティストの話などなど‥結局、話は止まらず友人の家へと移動することになり、途中でこれまた三鷹の名和菓子店「たかね」にて、鯛焼きを一つずつ。お茶をすすりながらお喋りの続きを再開する。思うに、古い友人とあれこれ気ままに話す。これに勝る人生の喜びもそうないのではないだろうか。
帰宅すると庭の小さな石段の横に、おしろい花が咲いていた。子どもの頃はこの種を割って、白い粉を取り出すのが楽しみだった。そして何故だか猛然と部屋の掃除を始めてしまう。急ぎの〆切が何もない、幸せな一日が過ぎてゆく。


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