MAYA from West End

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*日記は日本語のみで、翻訳はありませんが、時々全文中国語の日記も書きます。
*日記の写真はデジタルカメラと携帯のカメラで撮影したものであり、作品写真ほどのクオリティはないことをご理解下さい。「本気で写真撮る!」と思わないと良い写真が撮れない性質なのです。

*這本日記基本上用日文寫、沒有中文和英文翻譯。可是不定期以中文來寫日記。請隨性來訪。
*日記的相片都用數碼相機或手機相機來攝影的、所拍的相質稍有出入、請諒解。我一直覺得不是認真的心態絕對拍不出好的東西。
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クロワッサン誌「着物の時間」にて、作家の河原れんさんの着物物語を取材しました。 2017/10/02



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またもや毎日がバタバタしていてご紹介が遅くなってしまったのですが、発売中の「クロワッサン」の長期連載「着物の時間」にて、作家の河原れんさんを取材しました。
小説・脚本・翻訳と多彩に活躍される河原さんは、おばあ様が上田紬の紬糸を染める、土地では「染物屋」と言われた大店のご出身だったそう。おばあ様、お母様、そして河原さんと続く、紬を中心とした着物物語をご高覧ください。

          *

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今号の「クロワッサン」は、私の大好きな「片づけ系」の特集。
整理整頓が苦手な人も片づけに取り組めるようになる秘訣などが多数紹介されています。私はどちらかと言うと整理魔の方なので、こういった秘訣は必要ないのですが、とにかく片づけ系のページを見ていると何か脳の中がすーっと澄んで行くような気がして――気のせいだとは思うのですが――熟読してしまいます。整理整頓好きの方も、苦手な方も、ぜひ手に取ってご覧ください。


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ランジェリーブランド「Wafure」パンフレットリニューアル、ライティングを担当しました。制作裏話もご紹介☆ 2017/09/13



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この夏、もう一つ、渾身の力で取り組んでいたお仕事がお披露目となりました。
和装ランジェリーブランドとして誕生、今では洋装の日のランジェリーとしても支持を集める「Wafure」のパンフレットリニューアルに当たり、コピーライティングと本文原稿を担当致しました。
写真がその新パンフレット。馬場道浩さんの撮影による、女らしくも、前向きで、力を秘めた女性像は、Wafureというブランドの理念にぴたりと寄り添っています。

これからこのパンフレットは、全国各地で開かれるWafureのフィッティング会や催事、Wafure取り扱いショップでお手に取って頂けますが、デビューは、今日、新宿伊勢丹。9月19日(火)まで、7階呉服売り場で開かれている「Wafure フィッティング会」でお披露目となりました。
ブランドオーナーの尾上博美さんが自らフィッティングを行ってくれ、「肌Jupan」新色の「薄紫」も登場というこの催しに、皆様ぜひ足をお運びいただき、最良の一枚を選ぶとともに、パンフレットもご覧頂けたらと願っています。
         *
ここから、少し、今回の制作秘話などをお届けしたいと思います。

振り返れば、8年前、Wafureの誕生は、きものを愛する女性たちにとって一つの事件だったなと思います。何故って、きもの好きの方ならお分かり頂けますよね、それまでの和装ランジェリーと言ったら、まるで小学生児童の体操着。無味乾燥な白色木綿の実用一点張りだったものが、Wafureは、高級ランジェリーブランドと遜色のない繊細なレースや、ほおずりしたくなるようななめらかなテンセル素材、美しいカッティングで形作られていたのですから。
その「Wafureの美しさ」は、8年の時を経てかなり女性たちに浸透し、また、商品を一目見れば分かって頂けるものであることから、今回のリニューアルに当たっては、Wafureが機能にも非常に優れていること。そのことで、女性たちが、和装の日も洋装の日もより生き生きと快適に過ごせること。そのようなWafureの機能の優秀性を訴求して行こう、と博美さんと確認したところから、今回のお仕事はスタートしました。

博美さんは私の大切な友人でもある人。誕生日が一週間しか違わないせいでしょうか、何故だかとても波長が合うのです。
幼い頃から日本舞踊に打ち込んで来た博美さんは、美意識の塊です。立ち方、しぐさ、笑い方にさえも、鍛錬を積んで来た人ならではの美が働いており、いつも素敵だなとはっとさせられているのですが、そんな博美さんだからこそ、実用一点張り、しかもその実用性も、激しいスポーツにも匹敵すると言われる日本舞踊の動きを完全になめらかに送り出すには足りない、そのような従来の和装ランジェリーに満足出来なかったのでした。

博美さんのこの厳しい美意識と機能訴求から生まれた「Wafure」の優秀性を、どう言葉で伝えて行くのか――試行錯誤しながら紡いだ言葉が、新パンフレットに凝縮されています。
ある程度字数に幅のある書籍や雑誌媒体で書くのとは違い、広告の言葉は、ページやポスターの画像の中にある文字通りの「余白」、その空間性を深く意識することが仕事の肝となります。限られた字数の中で製品の優位性をいかに美的に伝えるか。同じ文章仕事とは言っても、脳の中で使う部分が全く違い、それが面白くもチャレンジングでもあるのでした。

打ち合わせの日には、博美さんがお客様に行うフィッティングを私も受け、けれどその都度質問をしてはメモを取るため、ブラジャーをしながら立ったままメモ、というシュール過ぎる姿に二人で大笑いしたのも楽しい思い出です。
皆様、ぜひ新宿伊勢丹へ。WafureとWafure 新パンフレットを、どうぞよろしくお願い致します☆

Wafure 2017年秋のフィッティングと販売会
9月13日(水)~9月19日(火)
新宿伊勢丹7階呉服売場にて
「肌Jupan」の新色「薄紫」が登場。
尾上博美さんによるフィッティングをご希望の方は、FacebookのWafureページへのダイレクトメッセージか、下記メールでご予約をどうぞ
wafure@jcom.zaq.ne.jp


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「婦人画報」10月号にて、藤本壮介さんと保坂健二朗さんの対談を担当しました。テーマは"平屋という住まい方" 2017/09/10



発売中の「婦人画報」10月号にて、とても刺激的なお仕事を担当いたしましたので、ご報告の日記です。
250ページからの「平屋は自由だ!」という特集をご高覧ください↓
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この写真に写っているのは、戦後屈指の名建築として伝説的に語り継がれている、清家清(せいけきよし)の「斉藤助教授の家」という平屋建築。現在東京国立近代美術館にて開催中で(~10/29)、建築・アート関係者に話題の展覧会、「日本の家」展の会場に、原寸大!で復元されているものです。
中に立つ男性は、建築好きの方ならお分かりですね。そう、藤本壮介さん。安藤忠雄や隈健吾、板茂の次世代として、現在、世界から最も注目されている日本人建築家の一人です(パリ再開発計画など、世界各地でプロジェクトが進行中!)。
もうお一方、椅子に座っている男性は、「日本の家」展が行われている東京国立近代美術館研究員の、保坂健二朗さんです。現代アートと現代建築、両領域でキュレーションと批評活動を行う気鋭の人物で、実は「日本の家」展のキュレーションを務めたその人なのです。

私も足を運んだこの展覧会。
戦後、日本人はどんな住宅に住んで来たのか、そこにはどんな暮らしの要求があり、建築家はそれにどう応え、現在に至るまでどんな変遷をたどって来たのか、を、13の視点から振り返るという壮大にして詳細なもの。数々の名建築の模型や図面、映像を通して、多様な角度から思考を深められる内容になっています。

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今号の「婦人画報」では、この「日本の家」展の開催に合わせ、近年再評価がなされつつある「平屋」という住まい方に注目。最新の平屋建築の実例を紹介するとともに、企画冒頭では、2010年代日本の頭脳とでも言うべきこの藤本さんと保坂さんに、「平屋対談」をして頂くことにとなりました。
家を建てる、ということは、つまり、どう暮らしたいのか?どう生きたいのか?をデザインするということ。その中で、二階建てでもなく、マンションでもなく、平屋という選択肢はどのような可能性を秘め、どのような生き方を可能にするのか?‥‥多岐にわたった非常に刺激的な内容を、4ページにわたって私がまとめています。
渾身のお仕事となりましたので、ぜひ、ぜひ、ご一読いただけたら幸いです!

このお仕事を通じて、建築って面白いなと目を開かされた感があります。「日本の家」展ももう一度見に行って振り返ろうと思っており、皆様にもぜひ近代美術館へ足を運ばれることをお薦めいたします。10月29日まで☆


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盛夏~秋の初めのきものコーディネイト振り返り日記(絽・紗紬5コーディネイト) 2017/09/07



これまで10年近く、きものでの外出ごとにコーディネイト日記をアップデートして来たのですが、なかなか仕事が忙しくそれも難しくなって来たので、5コーディネイト前後たまったところでまとめてお送りする形にしたいと思います。
今回は、7月下旬の盛夏から、秋の気配がただよう晩夏までのコーディネイトを5つ。良かったらご覧ください。

まず初めは、毎日7月の終わり。まだ毎日30度超えの日が続いていた或る日、服飾史家であり、帯締めの名門「道明」会長夫人でもある、敬愛する道明三保子先生と、「美しいキモノ」元副編集長で染織記者の第一人者であられる富澤輝実子さんという染織の大先輩お二人とランチ会をした日のコーディネートを。場所は、銀座で本格的な金沢料理を堪能できる、その名も「銀座の金沢」。何とこの日、私の初めての単著の発売を記念して、お祝いをしてくださいました。
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もちろん三人とも、道明の帯締めを締めています。富澤さんは玉那覇有公のエーガタ(藍染めの紅型)の帯、道明先生は淡い藤色に縫い取り模様の入った素敵な紗のお着物をお召しでした。
私は、というと、観世水を竹の縞で表した小紋に、アザミ?の柄の染め帯。水色と桜色の段染めの帯締めで↓
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そしてそしてこの日、お二人から素敵なお祝いの品を頂いたのです!道明先生からは、道明の「糸竹組」の愛らしい帯締め↓
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「糸竹組」は、「御岳組」を規則的に模様が切り替わるように組んだものだとのこと。金糸が少し入り、コーディネイト次第で小紋など街へのお出かけ着にも、改まった場へも締めていけそうです。ああ、嬉しい‥
富澤さんからは、こちらもとても愛らしい、絞りの絽の帯締めを頂きました↓
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ぽつりぽつりとオレンジと黄色の絞りが顔をのぞかせて‥道明先生とご相談してくださり、色をコーディネイトして選んで頂いた、とのこと。涙が出そうに嬉しい限りです。こちらも小紋から改まった場まで、上品なかわいらしさでコーディネイトに花を添えてくれそうです。着物の話題を中心に話も尽きず、何とも心に残る会になりました。道明先生、富澤さん、本当に本当にありがとうございました。

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お二人から頂いた帯締めと帯揚げをコーディネイトして、早速出かけた日のコーディネイトがこちらです↓
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昼顔柄の絽の小紋に、帯締めと帯揚げ、きらきらと帯の周りで光を放っております!
この日は、我が家からほど近い、三鷹駅徒歩5分の場所に新しく出来た「六瓢庵」という一軒家スペースに足を運びました。
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ここは、小演芸場と言ったら良いのでしょうか、地唄舞の「花崎流」のお家元がご自宅の敷地に作られた小さいながら檜造りの舞台で、地唄舞に限らず、これから長唄、箏などなど、様々な日本の伝統芸能の公演やワークショップを行っていくとのこと。
この日は地唄舞入門講座のような内容で、「花崎流」の皆様の舞いを鑑賞した後、振り付けの一部を体験してみる、という内容でした。恥ずかしながら私も挑戦↓
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先生方に色々直して頂き、足がプルプルしながらかろうじて型を作っています。笑いを誘ったところで、皆様、これからの「六瓢庵」の活動にご注目くださいませね。私もまた近々の公演に足を運ぶ予定です。
   
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8月に入ってからは、毎年恒例、きもの友だちが浴衣や夏のきもので集まるパーティーが開かれました。場所は、東京タワーのお膝元、「The Place of Tokyo」。私は淡いグリーンに白と焦げ茶の格子柄の紗紬で出かけました↓
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一緒に写っているのは、この着物を縫って下さった和裁士の須藤泉さん。私は衿の形にこだわりがあり、その希望を取り入れつつ、また、上半身の薄い私の体形に合わせ、工夫して寸法を取って下さっています。紬のきものはどうしても布が身体から離れがちになることが悩みの種ですが、仕立てによっては裃のようになりかねない紗紬が、よくなじんでいるのが分かって頂けると思います。さすが泉さん!
帯周りはこんなかんじに↓
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浴衣の方も多いパーティーなので、カジュアルな生成り色の羅の帯に、金魚の帯留。先日、鎌倉っ子の友人の帯探しの手伝いに鎌倉に遊びに行った時に見つけたもので、鼈甲ではなく、お高いものでもないのですが、とてもデザインが可愛いので購入しました。「し・ほ・ん」というブランドのものです。他にもセンスの良いデザインがたくさんあり、このブランドには注目していきたい☆
帯揚げは、麻の帯揚げを持っておらず、絽だとどうにも素材感が合わないので、手ぬぐいを入れています。2年前、きものサローネのスタッフをした時にお駄賃として?もらったサローネ手拭い。浴衣で有名な「三勝」が注染染めでちゃんと染めているので、いい色かげんです。会場の皆さんに褒めて頂き、ほくほくといたしました♪

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さてさて3コーディネイト目は、お盆で人の少なくなった東京で、お友だちとランチ会。その後、千疋屋でパフェ、という黄金コースの一日。豪華パフェを前ににんまりしています↓
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着物は、7月終わりに着たのと同じ観世水の小紋ですが、秋の予感を先取りして、桔梗の帯を締めてみました。帯締めは、上述の富座さんに頂いたもの。帯は、ゴールデンウィークに出かけた骨董市で、書道用具を探していたはずなのについつい買ってしまった紗の袋帯‥なのですが、前に柄を出すと何故だか長さが足らず、やむなくむりやり垂れの下に折り込んで、名古屋に結んでいます。偽名古屋帯…?ふふふ…

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最後は、夏も下旬に入った20日過ぎ、きものに関する勉強会に出かけた日のコーディネイト。
長年問屋さんに勤務された後、現在ではお得意様に向けた知る人ぞ知る着物店をされている中川時次さん主宰のきもの勉強会「着楽舎」の、「逸品きものを目利きする」という講座に参加しました。
皆さんも経験があると思いますが、大きな会場で開かれる大呉服市のような所に行って、わさわさと呉服屋さんやら問屋さんやら何が何だか分からない人々に囲まれ、あれこれ言われて何が何だか分からないうちに買わなければいけないような気になってしまう…きものはもうこりごり!と思う人を増やしてしまうこのような販売方法を受けたとしても、じっと品物を見分け、良し悪しを判断出来るようになるためにはどんなところに気をつけたらいいのか。また、家庭に代々伝わったきもの、大分傷んでいるようだけれど、どれが直しに出す価値があり、どれはもう解いて帯揚げや袋帯などに転用した方が良いのか、悩む時もありますよね。そんな様々なシチュエーションの助けになる、役立つ知識満載のお話でした。
講座中の様子がこちら↓
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西端、ご親切に用意してくださっていたルーペを使って真剣に反物を見ております!
講座終了後、中川さんと、お嬢様で、一緒にきもの店を経営している中川美湖さんと↓
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この日は、前述のパーティーの日に着て行った紗紬に、秋も近いということで、茶色地の木綿帯を合わせてみました。
これは、数年前、父と弟がインドネシア旅行をした際のお土産のバティック布を仕立てたもの。こちらは、いつもお世話になっている和裁所「プロきものスクール」で仕立てて頂きました。代表の佐竹美智子先生とあれこれ相談して柄の出し方を決め、なかなかない素敵な帯になったなあと、ちょっと自慢の一品。これから色々なきものに合わせて行きたいと思います。ちなみに帯締めは、この日も手ぬぐいを入れています。
「着楽舎」さんでは、この秋から冬にかけて、「読売・日本テレビ文化センター恵比寿校」に出張して、「着物の目利き術」という講座を開催されます。月1度の講義で全6回。私も聴講する予定です。ご興味のある方はぜひ!
http://www.ync.ne.jp/ebisu/kouza/201710-08670030.htm

…と、奇しくも夏を振り返ることになった五つのコーディネイト。今後もこのようにまとめてお送りして行きますので、引き続き覗きに来て頂けたら幸いです☆


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クロワッサン誌「着物の時間」にて、アートプロデューサー石鍋博子さんの着物物語を取材しました。 2017/09/01



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毎月後半発売の号を担当している、連載「着物の時間」。今月は、アートプロデューサー・石鍋博子さんを取材しました。
写真でお分かり頂けるでしょうか?とてもモダンな単衣の着物と帯をお召しです。さてさてこの着物の由来や、アートプロデューサー、アートコレクターならではの素敵な着物生活のあれこれは?‥もちろん、誌面でお確かめくださいね。
早々、順番が前後してしまいましたが、石鍋さんは、「ワンピース倶楽部」という非常にオリジナルな活動を展開していらっしゃいます。毎年必ず1作品(ワン・ピース)以上、アート作品を購入し、購入することでアートをもっと身近に楽しみ、且つ、アーティストを支えるという活動。しかも会員が購入した作品をお披露目する展覧会も開いていらっしゃいます。
東京会員の今年の購入作品展覧会が、9月8~17日、「3331 Arts Chiyoda 1Fメインギャラリー」で開かれるそう。お近くにお出かけの予定がある方は、ぜひ足を運んでみてください。
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今号のクロワッサンは「40代で始めたい、胃腸から若返る食事術」と題し、胃腸の健康を促すレシピが満載。クロワッサンのレシピは、私もいつも参考にしています。ぜひ書店で、電子書籍でご購入下さい!


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とても佳き一日 2017/08/30



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ここのところまた忙しく過ごしていたのだけれど、今日は朝、この夏後半に頑張っていた広告のお仕事を校了して、ほっと一息。そこへすぐさま大好きな編集者さんからメールが入り、これから秋に向けてのお仕事の依頼。幸福である。
お昼からは近所の三鷹のフレンチレストラン「Virbius」に出かけて舌鼓を打った。
ご一緒したのは、かつて広告代理店2社に勤務していた時代の1社、電通の同僚。結婚した彼女が偶然にも三鷹に引っ越して来てくれたおかげで、こうして気軽に会えるのが嬉しい。

日本一のメガ広告代理店、電通。
このところ何かと非難を受けることも多いかの古巣ではあるけれど、私には楽しい思い出ばかり。何故そんなに楽しかったのかと思い返せば、クリエーティブ局で、周りに面白い人(変な人とも言う)がうじゃうじゃとひしめいていたから。「電通 鬼十則」に代表される仕事に対する厳しいプロ意識も、今、自分が仕事をして行く上での根本となっていると思う。もちろん人に押しつけようとは思わないけれど、viva「鬼十則」。私は「鬼十則人間」です。

さて、ランチの間はそんな電通時代の思い出話から、昨今の広告業界の噂もあれこれと。業界を離れて10年経つので、浦島太郎の玉手箱状態。何を聞いても興味大津々で。
もちろん現在のお互いの暮らしの話や、いいなと思うアーティストの話などなど‥結局、話は止まらず友人の家へと移動することになり、途中でこれまた三鷹の名和菓子店「たかね」にて、鯛焼きを一つずつ。お茶をすすりながらお喋りの続きを再開する。思うに、古い友人とあれこれ気ままに話す。これに勝る人生の喜びもそうないのではないだろうか。
帰宅すると庭の小さな石段の横に、おしろい花が咲いていた。子どもの頃はこの種を割って、白い粉を取り出すのが楽しみだった。そして何故だか猛然と部屋の掃除を始めてしまう。急ぎの〆切が何もない、幸せな一日が過ぎてゆく。


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雨のフレッシュネスバーガー 2017/08/10



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夜9時を過ぎて雨が降り出した東京。仕事が長引き、自宅近くのフレッシュネスバーガー吉祥寺店で遅い夕食を。
ふと店内を見回すと、私を含む三人の客が、全員文庫本を読んでいる!
このスマートフォン時代に稀有なこと。吉祥寺だからなのか、雨の夜だからなのか…。

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クロワッサン「着物の時間」にて、ガラス美術作家・玉田恭子先生の着物物語を取材しました。 2017/08/01



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マガジンハウス「クロワッサン」誌の「着物の時間」、今月はガラス美術作家の玉田恭子先生を取材しました。
玉田先生は、西洋由来のガラス技術を用いて日本の雅の美意識を表現する作家として、内外から高い注目を集めています。
上の写真にも小さく写っていますが、気の遠くなるような複雑な工程を経て作られるガラスの冊子(そうし)の中に、浮かび上がるかな文字。これは「源氏物語」の一節で、五十四帖各帖をイメージした冊子シリーズを含む様々な作品が、8月30日より、日本橋高島屋の個展で展示されます。
大のお着物好きでもあり、撮影には、涼やかな白地の夏塩沢紬で登場。厳しい制作活動の合間に、どのように着物を楽しんでいるかを伺いました。
    *
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今号の「クロワッサン」は、「やっぱり、猫は不思議。」と題した、猫特集!有名猫ちゃん取材や、長生きしてもらうための豆知識集など、猫好きのツボを押さえた記事が満載で、特に我が家では長生きページを前のめりに熟読しました。ぜひ書店で、電子書籍でご購入下さい♪

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7月前半の着物コーディネイト四つ(絽、紗紬、絹紅梅) 2017/07/20



今日の日記は7月前半の着物コーディネイトを四つまとめて。
まずは王道の絽小紋。友人が不定期に主宰する「着物de歌舞伎」という歌舞伎鑑賞会に参加した日のコーディネイトです。この日は国立劇場へ、「一條大蔵譚」を観劇に。いつも美しい!さわやか!凛々しい!が形容詞の菊之助丈が、志村けんばりのバカ公家になって登場する衝撃のこの演目、けれどその間抜け姿は世を欺くための演技で、最後は凛々しく登場するのですが‥
その相手役の常盤御前を演じた中村梅枝丈と撮影出来るのが、「着物de歌舞伎」のスーパー特典。大変品格ある常盤御前にうっとりとした直後に我々のもとに来て下さいました。嬉しい限りです↓
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私の着物は、あやめ柄の絽の小紋。帯には葡萄唐草柄が織り込まれていますが、ほぼ無地に見えるので、帯締めを少し派手に。夏向きに軽く組まれた唐組なのですが‥寄りの写真を取り忘れました。足元はこんなかんじです↓
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履物は、神田胡蝶の夏草履♪
梅枝さん奥様ともパチリ↓
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美人のお隣りはちょっと気が引けます。女優さん顔前の美しさですね。着物好きのお友だちや、ここで新しく知り合った皆さんとのお弁当の時間もついて↓
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総勢45人での楽しい一時でした。主宰の厚子さん、いつもありがとうございます!
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さて、二つ目のコーディネイトは、友人二人と銀ぶらをした日のコーディネイト。話に夢中になり、全身を撮り忘れたのですが、寄り写真はあります↓
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きものは、絹紅梅。また別の友人のおばあ様の遺品を頂いたものです。以前から「絹紅梅ほしいなあ」と思っていたらご縁を頂き、ありがたい限り。絹紅梅は衿を入れず浴衣として着てもよいものですが、この日は襦袢を着て、ざっくりとした羅の帯に、大好きな柄「ふくら雀」の帯留を合わせました。T.O.D.のお品です♪
足もとはこのように↓
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7月6日のブログでご紹介した、浅草「辻屋」さんの白木に小千谷縮鼻緒の下駄を初おろし。鼻緒の挿げ方が良いのでしょう、たくさん歩いても疲れず、長く愛用する一足になりそうです☆
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どんどん行きます。三つ目のコーディネイトは、と或る和の勉強会に出かけた日のもの。
型染の「昼顔」柄小紋に、「片輪車」柄の絽刺し帯を。帯〆は道明の暈し冠組↓
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この日は勉強会のため、写真を撮るタイミングがなく、全身写真はありません。足元のみ出がけに撮っておきました。カレンブロッソを合わせています↓
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最後にご紹介するのは、紗紬のコーディネイト。こちらは、お茶の先生と奥様から頂いたもので、黒の細かな格子に大きな十字の絣が散った、とてもしゃれた一枚です↓
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帯は、歌舞伎鑑賞会の日と同じもの。夏用ではないのですが、隙間のある作りの軽めの帯締めを合わせました↓
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先生と奥様に見て頂くために、お茶の稽古に着て行って↓
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この日は冷水点ての稽古で、風炉先は「花結界」。夏の花がいっぱいで、視線からも涼を頂いた楽しい稽古でした♪
またコーディネイトが幾つかたまりましたらご紹介の日記をお届けしたいと思います!


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業界紙に拙著『歴史を商う』の書評が掲載されました 2017/07/13



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出版業界の業界紙「新文化」に、拙著『歴史を商う』の書評が掲載されました。
どなたが書いてくださったのかは分からないのですが、大変的確に内容をまとめてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。その方のデスクを訪ねて握手をしたいくらい!
とても嬉しく、下記に一部を抜粋しましたので、良かったらご高覧下さい。()内は私が加えた註です。

「文筆家の著者(つまり、私のこと)は、2014年に同社(版元の雄山閣のこと)から社の歴史を読みもとして書くことを依頼され、1年がかりの取材・調査を経て一冊にまとめた。
同社の歩みはそのまま、近代日本の出版界の歩みに重なる。本書は業界を揺るがせた事件や折々の出来事を丁寧に掬いながら、一方で多くの登場人物の人となりやエピソード、節目に際しての決断などを生き生きと描く。社史であると同時に、長坂家の家族の物語。また、一学術専門出版社の波乱万丈、栄枯盛衰の軌跡から、出版という営為の計り知れない不思議さや魅力が垣間見える」

そう、私が本書で最も伝えたかったのは、最後の一行に書いて頂いていること。
「知りたい」という、人間の根本的な欲望、つまりは知的好奇心を満たす「本」というものを作り上げることの、尽きせぬ喜び。
時代の流れに翻弄され、何度も解散の危機にさらされながらも、ひたすらその喜びに忠実に向かい続けた人々の群像劇を描くことに心血をそそいだので、大変にありがたい書評と受け止めています。
どのような仕事でも、いい時と悪い時があるもの。私も、ブログやSNSに愚痴や怒りの感情をぶちまけるのは好みとするところではないので書くことはありませんが、日々の仕事の中で、何かと落ち込んだり腹が立つことも多く…。それでも、こんなことがあると報われる思いです。また前向きに、次の原稿のことを考え、資料でも読み始めるとしましょうか。

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