西端真矢

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岡田知子さん個展『物語絵』へ 2023/05/12



昨日は青山「イトノサキplus」にて開催中の岡田知子個展『物語絵』に伺いました。
イラストレーター、挿画家である岡田さんとは「美しいキモノ」のお仕事で知り合い、今ではカフェで何時間もお喋りが止まらない、大の仲良しの友人としておつき合いしています。
今回の個展は、『赤ずきん』『親指姫』『セロ弾きのゴーシュ』『ハーメルンの笛吹き男』『長靴をはいた猫』『山月記』などなど、誰もが知る童話の一場面を切り取った作品を集めたもの。幼い頃に迷い込んでいた物語の世界が、鉛筆と淡い水彩によって、額縁の中で再びがたごとと動き出します。
会場の様子はこちら↓
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一作、一作、それほど大きくないサイズだからこそ、とても親しく感じられるのです。

会場にて、岡田さんと↓
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そして、私も一作、お迎えすることにしました!
下の写真で手に持っている額縁がそれです↓
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子どもの頃大好きだった、『ブレーメンの音楽隊』の一場面。「見捨てられていた小さな子が、やがて運をつかみ幸せになる」系統のお話が異常に好きで、自分でも空想の物語を作ったりしていて。
『ブレーメンの音楽隊』もまさにその系統のお話。しかも痛快な風もある。その痛快場面がこうして絵になっているのですから、お迎えせずにはいられません!

私のきものは、こちら↓
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淡い黄色地、細い横縞模様の単衣の大島に、蝶を大きく型染した塩瀬名古屋帯。祖母の作品なのですが、この配色がとても好きで、特に気に入っている一本です。
帯締めは、道明の「麹塵」色の冠組。帯揚げは、麻の葉模様に小さな絞りがポツポツと散っているもので、ゑり正製。淡いクリーム色の草履は、浅草の辻屋さんで一から誂えたものです。

岡田知子個展『物語絵』は、「イトノサキplus」にて、5月14日まで開催。
住所は、港区南青山4-1-5 KFビル3F 外苑前駅から徒歩5分ほどです。
ぜひ足を運んでみてください!